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しわができるしくみ

2011
24
May

しわができるしくみを理解するためにも、まずは皮膚のつくりを説明したいと思います。角質という言葉はよく耳にしますが、これが私たちの皮膚の内側の水分の蒸発をふせいでいます。また、角質は皮膚にウイルスが侵入するのも防いでいるのです。はっきり言うと、しわができるのは、コラーゲン不足に陥ったときです。しかし、コラーゲンを失ったとしても、先ほど説明した角質が再び生まれてきて、またハリと弾力のある肌にもどるわけです、若いうちは。そう、残念ながら、年をとると角質の再生が衰えてくるため、しわができやすくなってしまうのです。コラーゲン不足でなるのですから、積極的にコラーゲンをとることが大切になってきます。
イマドキのイタモノ:
 AMD FXシリーズ最上位の“8コア”なFX-8150を検証したが、最上位モデルに先んじて出荷された6コアと4コアのモデル。その性能はわれらの期待に応えるものなのか。

【イマドキのイタモノ:6コアと4コアな“Zambezi”を試す】

・なぜか出荷は6コアと4コアのモデルから

 「FX-6100」と「FX-4100」は、AMD FXシリーズの第1弾として発表されたモデルで、日本のPCパーツショップでも10月23日より発売された。最上位モデルの「FX-8150」や同じ8コアの「FX-8120」の発売が10月下旬以降未定とのことで、販売開始がミドル〜バリュークラスが先になったことになる。ただ、6コア、4コアとコア数を減らしたことにより、TDPが95ワットに収まっている。また、FX-8150 のような水冷ユニットが標準で付属する構成でないので、価格的にも入手しやすいだろう。

型番とそのスペック一覧表、詳細画像、ほか
(http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1110/27/news007.html)

 動作クロックはFX-6100が3.3GHz、FX-4100が3.6GHzと比較的高い。さらに、MAX Turbo有効時で動作クロックは最大でFX-6100が3.9GHzに、FX-4100が3.8GHzに設定されている。ともに4GHzには達しない。なお、定格の動作ロック、Turbo Core、MAX Turboのそれぞれで上がる動作クロックは、FX-6100が300MHz刻みでFX-8150と同様だが、FX-4100は100MHz刻みになる。

 そのほかの仕様は、1次キャッシュメモリ、2次キャッシュメモリに関してはコア数に比例し、FX-4100で8コアのFX-8150に対し半分となる。一方、3次キャッシュメモリはコアの数に関係なく8Mバイトだ。また、システムメモリのサポートはDDR3-1866まで。Fusion APUのAシリーズではバリューモデルでハイエンドモデルのDDR3-1866からDDR3-1600に引き下げられていたが、FXシリーズではバリューモデルもハイエンドモデルと変わらない。注意しておきたいのはCPUに統合されたNorthBridgeの動作クロックで、FX-8150は2.2GHzだが、FX-6100とFX-4100は2.0GHzになる。

 AMD FXシリーズは、全モデルでCPU動作クロックの倍率設定をUnlockedとしている。FX-6100とFX-4100も同様にUnlockedだ。その意味で、動作コア数が少ないモデルが“動作クロックの絶対値”的なオーバークロック記録を出すのに適しているのではないか、という見方もある。

●高クロック動作と少数コアでベンチマークテストのスコアは面白く……なるか?

 今回の性能評価では、AMD FX-8150のレビューで行ったベンチマークテストと同じシステム構成を利用する。ただし、MediaEspressoを用いたトランスコードテストに関しては、今回、変換用の動画ファイルを変更し、すべてのCPUで再測定した。

表:ベンチマークテストシステム構成
(http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1110/27/news007.html)

●Turboが“ほどほど”ならばFX-4100けっこういける?

 PCMark 05は同時に走るスレッドが最大でも4本のベンチマークテストであるため、FX-6100とFX-4100の差はほとんどない。スコアはFX-6100がFX-4100を上回っている。CPUテストのみをピックアップすると興味深い傾向がみられる。それは、シングルスレッドとマルチスレッドテストの違いだ。シングルスレッドに対応したテストでは、すべてのテストでFX-6100がFX-4100を上回っている。シングルスレッドの場合、定格の動作クロックではなく、Turbo CORE Technologyでもなく、おそらくMAX Turboが有効になる局面が多いと思われる。FX-6100はFX-4100より定格の動作クロック、Turbo CORE Technology有効時の動作クロックともに低いが、唯一、MAX Turbo有効時でFX-4100をクロックで上回る。

 一方、マルチスレッド対応テストを見ると、FX-6100はFX-4100に対し2勝4敗と分が悪い。各項目の結果を詳しく確認すると、2スレッド対応のテストでFX-4100が2勝しているが、その差は“誤差”ともいえる程度でFX-6100が上回ることもある。また、4スレッド対応テストは2勝2敗となっている。マルチスレッドでは、FX-4100が優位となるTurbo CORE Technologyが有効になる状態が中心となっていると考えられる。なお、グラフィックテストのスコアがFX-4100で突き出ているが、この理由は分からない。

 PCMark 7でも、FX-6100とFX-4100でほとんど差がつかない結果となった。ただ、全体的に見てFX-6100優位となっているため、4スレッドを超えた負荷や、MAX Turboが有効になるシングルスレッドなど、FX-6100が有利になるテストが多いためだろうと推測できる。

 SandraのCPUテストはコアの数が反映されたスコアとなった。特にFX-4100はFX-8150と比較するとほぼ半分で、それに動作クロックが低い分も差し引かれるという数値を示している。メモリ関連テストも妥当な結果だが、特徴的なのはCache and Memory Benchmarkの16MB BlocksでFX-8150のスコアと比べてFX-6100やFX-4100が落ち込んでいることだろうか。16MBだと、FX-8150の場合うまくすれば2次キャッシュメモリと3次キャッシュメモリになんとか入り込む。一方で、FX-6100は2次キャッシュメモリが6Mバイトに3次キャッシュメモリが8Mバイト、FX-4100は2次キャッシュメモリが4Mバイトに3次キャッシュメモリが8Mバイトでどちらもあふれることとなる。

 CINEBENCH R11.5のシングルCPUテストで、FX-6100がFX-4100を上回っているのは、PCMark 05と同様に、MAX Turboが効いているものと思われる。トランスコードテストも妥当なスコアだ。コアの数が減っただけ、処理に要する時間も長くなっている。

 3DMark 11は、GraphicsテストでFX-6100とFX-4100がFX-8150を上回っている。これは、PCMark 05でも同じ傾向が確認された。おそらく何らかの原因でFX-8150のスコアが抑えられてしまったか、FX-6100とFX-4100の動作クロックが大幅に上昇した可能性が考えられる。CPUの影響が大きいPhysicsテストは、妥当な結果に収まっている。

 なお、3Dゲームのテストでも、LostPlanet 2はコア数に応じた結果になった一方で、Crysis 2では3DMark 11のようにFX-6100とFX-4100がFX-8150を上回ってしまった。なお、LostPlenet 2ではFX-6100とFX-4100の結果に比較的大きな差が生じ、コアの数がスコアに影響する傾向が見られ、一方でCrysis 2ではほとんど差がない。Crysis 2の同時処理が4スレッドに収まっているという印象を受ける。

 システム全体の消費電力を見ると、アイドル状態でFX-8150と同様、約90ワットと低く抑えられており、一方、全コアに負荷をかけても約166ワットと、FX-8150が出した225ワットから比べると十分に低い値だ。これはPhenom II X6 1100T(TDPは125ワット)と比べても低い。また、シングルスレッドにおける消費電力もTDP 125ワットクラスの2製品と比べて15〜20ワットほど低い値を出している。なお、AMD FXシリーズの特徴なのか、FX-6100よりもFX-4100がコアの数が少ない分消費電力が低くなりそうだが、実際にはほとんど変わらない値を示している。

●イチから組むなら買いやすいバリュークラスが候補になるかも

 ベンチマークテストのスコアを見る限り、Phenom II X6 1100Tを導入しているユーザーが乗り換えるメリットは見出せない。消費電力が引き下げられているものの、実売価格1万7000円前後のPhenom II X6 1100Tを上回る購買理由があるかどうかは難しいところだ。一方で、Phenom II X4以下のCPUを使っているのならば、あるいは、Bulldozerプラットフォームを使ってPCを組みたいというというユーザーには勧めやすい。消費電力もPhenom II X6より抑えられている。

 オーバークロックで遊びたいユーザーには、倍率設定がUnlockedされていることや、コアの数が少ないことなど、うまく使えば高クロックを狙える可能性もある(とはいえ、実際に試しているオーバークロッカーからはなかなか厳しい戦況が伝えられているが)。また、実際のの運用で4スレッド以上を使い切る局面というのはそれほどないので、実際に利用しているときの高い性能をバリュークラスの“Zambezi”で狙ってみるというのも面白そうだ。

 10月下旬における実売価格は、FX-6100が1万5000円前後、FX-4100が1万円前後と、“販売開始直後ご祝儀価格”が上乗せされているとはいえ、Phenom II X4の上、Phenom II X6の下というポジションだ。ベンチマークテストの結果は「群を抜いて1番」ではないものの、購入しやすいFX-6100mとFX-4100は、AMDの新しい「Bulldozerアーキテクチャ」にユーザーを誘う製品としては合格だろう。

[石川ひさよし,ITmedia]


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